それは前触れもなく、突然やって来ました。
郵便受けに日本骨髄バンクからの封筒が入っていたのです。
発信者は「初期コーディネート担当」で、東京都内から送られてきたものでした。
よく目立つオレンジ色の封筒でした。
「重要」「親展」のほかに、「大切なお知らせです。至急開封してください。」と表面に書いてありましたが、意外にも、特定記録郵便や簡易書留郵便ではなく、普通郵便でした。
表面には、ドナー専用フリーダイヤル(何故か2つ)も書いてありました。
封筒内には、ドナーの候補者になった通知文書と返信用紙、返信用封筒、それに『ドナーのためのハンドブック』が入っていました。
(「ドナー」とは、英語で提供者(donor)を意味する言葉です。)
通知文書の内容については、次のページでご紹介します。
